薬局での出来事

1998年7月6日

朝9時に受付をすませ、リハビリ室に入って、全てが終わったのが13時半頃でした。その後診察を受け、その後に会計受付、精算、薬の申し込み、受け取りと進んでいきます。これだけで約1時間程時間を費やします。

自動再来受け付け装置に診察券をいれて、整形外科を入力するだけで受け付け終了 リハビリと診察が終って、カルテを持って会計受付をする 会計を済ませて薬局に申し込む

やっと諸処方箋をもらって病院内にある薬局へ提出すると医師が書いた処方箋には「院外」と記入されています。薬をもらうためには病院の外にある薬局へ処方箋をもって行きそこで薬を受け取ることになるのです。
しかしここで引き下がると近所の薬局まで行くことになり、駐車場がないところで苦労する事になります。

たしかに越谷病院の回りにも沢山の薬局が並んでします。しかし大通りを挟んで反対側であり、薬局の入口はどこの段差があるのです。薬事行政の方針なのか最近、病院と薬局を分けているところが増えてきました。しかしそのために体が不自由な方や病気で辛い思いをしている人がわざわざ外に出て薬を買い求るという実態を役人は知っているのでしょうか?

頑張るAさんに応対に出てきた人は「いまの車椅子は一時期なものでしょう?今日は付き添いの方も居ることだし、院外の薬局で購入してください。私では処方箋を書き直すことは出来ないですから」と言い出します。
ようするに若いAさんが、怪我や交通事故で一時的に車椅子を使っていて一生車椅子でいることなど想像もできないのでしょう。私達は説明する気力もないまま、とにかく主治医に連絡をとってここで薬を受け取る事が出来るように話をしてもらえるように頼みました。

しばらくして担当者が「許可がでましたが、もう一度受付と会計をしてきてください。」というわけで、さらに待つこと30分。ようやく薬を受け取ることが出来ました。

 
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