「基本的な心構え」
H11.8.1
・パーソナルであること:
・基本的に個人が使うように考えられている。従って作成データは個人が責任を持って取り扱うこと。
また、家族で使う場合、業務用のデータや重要なデータなどはFDやリムーバブルメディアに退避して
おくこと。頻繁にバックアップを取っておくことも重要。
[格言]転ばぬ先の杖:プログラムは再インストールで復帰できても、データは戻らない。もう一度
データを打ち込む気なら話は別!
・インターネットなどは家族で楽しめるが、メールアドレスは個人に発行されているはず。(普通の
契約の場合。複数アカウント契約なら別。)世間でメールアドレスと言った場合は一般にその個人
のもの(私信)とみなされる。本人だけでなく場合によっては差出人にも迷惑をかけることがある。
また過去メールはパスワードなしで読むことができる。
・無形の権利(版権とか著作権等)について:(版権保護)
・ソフトウェアはお金を出して買うこと。それによりOSを再インストールしなければならない時でも
アプリケーションが再構築できる。また、人から譲ってもらう場合はシリアルNO付きの本物のメデ
ィア(CDやFD)をもらうようにする。コピーされたものや海賊版と思われるものはもらわない。
人に譲る場合も同じで、本物を渡すようにする。
・出所不明のメディアについて:
・データやプログラムを人と受け渡しするときは、少なくとも知っている相手から、かつどんなデータ
やプログラムなのかが判っているものにする。最悪ウィルスに感染したとしても、相手に知らせるこ
とによりそれ以降の被害を少なくすることができる。
・雑誌のおまけソフトや試用版について:
・むやみにインストールしないこと。なぜかというとインストールした後で不用になった時、アンイン
ストール(ソフトを取りはずして消すこと。)しても、HDにはごみが残っている。それを繰り返す
ことにより、PCのパフォーマンスが低下し良く張り付く(突然動かなくなる現象。)ようになる。
最悪は動かなくなることもある。
実際にあったのは、ある製品の試用版をインストールして動かして納得したので、その製品を買って
きた。試用版をアンインストールして、製品版をインストールしようとしたらインストール出来なか
ったことがある。これは、試用版のゴミが正規版のインストールの邪魔をしたため。
・パソコンが壊れた?と言うことは・・・:
・よくパソコンが動かなくなった、だから壊れた。と言う人がいます。確かにパソコンがパソコンとし
て機能しなくなったのなら「壊れた」ことには違いがありません。本当に衝撃などによりハード的
に壊れることもあるし、初期不良や消耗的な破損もあるでしょう。割合と目に付くのが3ヶ月から
6ヶ月前後の内の初期不良です。これは基本的に無償で直ります。
[格言:壊すなら一年以内に!^^;]
・ただ、動かなくなった原因がソフト的な場合もあります。これは使っているうちに、何かとデータ
のゴミが残ってきてだんだんと調子が悪くなってきたら要注意。先のようなことになります。例え
ば動いている途中で電源が落ちてしまったり、を繰り返すとますます調子が悪くなってきます。
そんな時は、スキャンディスク(完全)をします。その後デフラグをしておきます。これで多少は
パフォーマンスが蘇るでしょう。
・それでも調子が良くならなかったり、どうせ壊れてしまった、と思うのなら修理に出す前に再イン
ストールを試みます。これをするとデータは全て元には戻りません。プログラムだけでも再構築で
きれば、その「壊れた」は「直った」ことになります。
・再インストールも二通りあって、上記のように「壊れた」つもりならHDのフォーマットから実行す
れば買ってきた初期の状態に戻ります、フォーマットさえ出来れば。^^;
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